子どもの卒園式の準備に追われるママたちを支えるために、卒園式の日程や流れ、マナーなどを解説します。さらに、当日の服装や必要な持ち物も紹介します。こうした事前の準備をしておけば、卒園式当日は余裕を持って我が子を見守ることができるでしょう。今から準備に入りましょう!
2020年以降、新型コロナウイルス感染症のために多くの保育園や幼稚園ではイベントの日程や内容が変更となっています。通常の行事やイベントの具体的な内容の詳細は各園の管理者にお尋ねしていただきますので、あらかじめご了承ください。
卒園式はいつごろ?幼稚園・保育園で違いはあるの?
3月は卒園・卒業シーズンとして知られています。幼稚園や保育園では、子どもたちが楽しんだ園生活に別れを告げる卒園式が行われます。一般的には3月中旬から下旬にかけて開催されますが、幼稚園と保育園では開催時期が異なります。具体的には、幼稚園では週明けから金曜日まで開催され、保育園では土曜日から日曜日まで開催されます。また、卒園後の出来事も異なります。幼稚園では春休みになりますが、保育園では3月31日まで登園することになります。
卒園式当日の流れと時間
卒園式の流れ
園によって違いはあるものの、大体の卒園式は、卒園児の入場から開式のことば、園歌、卒園証書の授与、園長のお話、贈ることば(在園児)、お別れの言葉(卒園児)、保護者代表謝辞、卒園式の歌、閉式のことば、卒園児の退場、記念品の授与、父母会会長の挨拶などという流れになります。
卒園式の時間
卒園式は朝から行われ、1時間から1時間半程度の予定となっています。式典が終わった後でも、子どもたちはお友だちや先生と別れを惜しみながら話したり、ママやパパはお世話になった先生へ敬意を表して挨拶をしたりすることで、この時間帯が最後まで埋め尽くされることが多いです。結果的に、卒園式は午前中ですべてが終わることがほとんどです。
卒園後のお別れ会や謝恩会
卒園式の後に、園が主催するお別れ会や保護者が企画する謝恩会が開かれます。行う場所は、式典後に園内で続けるケースもあれば、ホテルやレストランなどといった変更するケースもあります。具体的な開催場所や開催時間を早めに確認し、時間内に確実に出席できるよう準備しておくことが大切です。
卒園式の撮影ポイント
我が子の卒園式を記念にと、写真撮影に力入れている方も多いのではないでしょうか。しかし、卒園式当日は会場が狭く座ると移動しにくいなど、思った通り撮影できない可能性もあります。そんな時、あらかじめ子どもの成長が実感できる撮影ポイントを検討しておくことが大切です。おすすめのポイントは3つ。一人ひとりの晴れ姿を記念に残すためにも、以下のポイントを実施してみてください。
入場
卒園式の開始とともに、堂々と歩き入場してくる我が子の姿は心を打ちます。目の前で歩くたびに躍る胸の内となりますが、卒園児の入場シーンは涙を飲み込んでも撮影の最位置です!緊張している小さな顔や誇らしげな表情ないしは親を思い想像した素敵な写真を取ってください!いつの日か思い出として写真を見返せるように、プロ並みの写真を頂戴していただきたいと思います!
卒園証書授与
第二の撮影ポイントである、卒園証書授与の瞬間を写真に収めるのは最適なシャッターチャンスだ。学生が受け取る、何度もの練習を経ている成果を、写真として見事に残せたらとても素敵だ。なお、会場の広さや席によってはカメラからステージまでの遠さが心配されるかもしれないが、ズームレンズ付きのカメラがあれば安心できるだろう。
卒園児による歌や言葉
卒園児の園での最後の日を素敵な思い出に変えるため、最後の第三のポイントとして撮影をすることをお勧めします。各子が卒園式参加前の順番で、園での思い出を振り返り、ときには声を揃えて感謝の詞を歌う様子を撮影してください。その際、ママやパパが泣いてしまう事も想定されるため、あらかじめカメラを任せる約束をしておくことをオススメします。
卒園式での注意点とマナー
卒園式は正式な式典であることを念頭にして、マナーを守りながらゆっくりと味わうことをオススメいたします。私たちは、我々の子どもの成長を共有出来る楽しい時間を一緒に過ごすこともできるだろうと思っています。
卒園式に向けて体調を調える
卒園式に向けて、子どもの体調を崩さないようにしなければならない重要な時期です。季節柄、風邪以外にも花粉症の症状も出やすく、咳や鼻水、くしゃみなどが多発しやすい状態をなるべく避けるため、親子で共に健康管理を早めに行い、卒園式の前にしっかりと体調を整えておきましょう。
私語をつつしむ
卒園式は、素敵な思い出を作るための場なので、仲の良いママ友と一緒に、優しくしゃべりながら手をとり合いながら話すことで、きっと感動的な瞬間を共有できるでしょう。また、パパと一緒に隣に座って、いつもの瞳に伝わる親子の絆を守るように、愛情ある微笑みや温かい視線を交わすことができるでしょう。ただし、卒園式は厳粛な式典の場なので、小声であっても意外に響くおつもりなので、気をつけて欲しいです。
カメラやビデオの撮影場所を確認する
特定の場所以外での撮影を希望する場合は、事前に公演の劇場などに問い合わせる必要があります。その他、司会者や管理職などの劇場関係者にも確認を行ってください。
下の子がいる場合にはぐずり対策をする
式典を楽しめるために、下の子がいる場合は事前の用意が必須です。出入り口近くに席を取り、おむつ替えやお腹を満たすためのベビールームなどを利用するなど、子供の不安を回避できるよう工夫しておきましょう。パパとふたりで出席の場合は、下の子の周りで見舞いをする時間を交替で取るようなアレンジをして、上の子の晴れ姿をしっかり楽しめるようにしてみてください。
卒園式での服装のマナー
卒園式にはそれぞれの園の文化や礼儀作法があるため、事前に園からの案内をよく読み込んで、服装でも指定されているように注意しましょう。セミフォーマル以上の着用は控えるのが良いでしょう。
ママにおすすめの服装
色 黒、紺、グレー
スタイル スーツ、ワンピーススーツ、パンツスーツ、訪問着、付け下げ、色無地
小物 ベージュのストッキング、黒のプレーンパンプス
パパにおすすめの服装
色 黒、紺、グレー
スタイル ビジネススーツでOK
小物 革靴、ネクタイ、ポケットチーフがあっても良い
女の子におすすめの服装
色 黒、紺、グレー
スタイル ジャケット+スカート、ボレロ+ワンピース
男の子におすすめの服装
色 黒、紺、グレー
スタイル スーツ、ブレザー+パンツ
卒園式の持ち物
持ち物チェックリスト
小学校最後の大切な日、卒業式の朝には、リラックスしていつも以上に素敵な格好をとるために必要な時間がかかります。それを安心して手早くこなすために、前日からすべての持ち物を用意しておきましょう。更に以下のチェックリストを使用し、当日の朝に万全の準備を整えるよう尽力してください。
□ スリッパ
□ 靴入れ袋(靴置き場がない場合)
□ ハンカチ、ティッシュ
□ カメラ、ビデオカメラ
□ 防寒グッズ(カイロやひざかけ)
□ サブバッグ
□ ストッキングの替え
□ 卒園式のプログラム
□ 筆記用具
気をつけたいこと
厳粛な場に合うフォーマル用のスリッパやハンカチ、ひざかけを持って行くことをおすすめします。色は控えめなものを選んで、場の雰囲気を損なわずにできます。カメラやビデオはバッテリーの充電を忙しい中でも忘れないようにし、サブバッグを用意しておくと、卒園証書など当日の荷物を入れるのもラクにできます。
マナーを守って気持ちの良い卒園式にしよう
卒園式という日は、子どもたちが練習を重ね、お行儀良くしてきた正式な式典の場となります。そこで大切なのは、ママやパパの姿勢。見本となる振る舞いを心がけ、子どもたちの笑顔をお祝いしましょう。一生の思い出になるような、温かい気持ちの良い卒園式を過ごしましょう。
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