スマホだけのWebライター副業は短文なら可能ですが、長文調査やWordPress入稿には限界があります。
2026年7月24日に公開案件を調べると、スマホ対応の募集には300字91円から1,000〜1,500字で1,000円台の例がありました。ただし、募集ページ内で報酬表示が食い違う案件もあるため、契約前の確認が欠かせません。
先に、検索している方が知りたい要点をまとめます。
- スマホで対応しやすい案件:口コミ、体験談、短文記事、アンケート、商品説明
- スマホでは難しい案件:長文SEO記事、複数資料の調査、表作成、WordPress完成入稿
- 公開案件で確認した報酬例:300字91円、1,000字前後で500円、1,000〜1,500字で1,300〜2,000円など
- 過去の実例:約1,400字を合計2時間弱で執筆し、報酬は「コーヒー1杯分」
- 重要な変更:dジョブ スマホワークは2026年7月31日15時にワーク掲載・実施を停止予定
なお、本記事では筆者がWebライター案件を受注し、同じ原稿をスマホとパソコンで書き比べる実機計測は行っていません。
その代わり、クラウドワークス、ランサーズ、シュフティで公開された募集ページを直接確認し、文字数、報酬、納品形式、スマホ対応の記載を同じ項目で整理しました。
筆者はハンドメイド作品のネット販売を通じて、作品説明や発信用の文章を作り、見せ方と言葉を整えてきました。ただし、クラウドソーシングでの受注本数やWordPress入稿件数を、この記事の専門実績として掲げるものではありません。
確認できた事実と、筆者の判断を分けながらお伝えします。
スマホだけでWebライター副業はできる?
短文をテキストで納品する案件なら、応募から執筆、納品までスマホで完結できる場合があります。
実際に2026年7月24日時点で閲覧できたクラウドワークスの募集には、「スマートフォンのみでも対応可能」「スマホだけでも執筆可能」と明記された案件がありました。
ただし、「スマホ対応」と書かれていることと、スマホで無理なく作業できることは同じではありません。
スマホとの相性を決めるのは、文字数だけではなく、主に次の四つです。
- 調べる資料の数
- 文章を並べ替える量
- 納品時に必要な装飾
- アプリや画面を切り替える回数
たとえば、同じ1,000字でも、自分の経験を順番に書くエッセイと、公的資料を照合して書く解説記事では負担が違います。
前者はメモアプリやGoogleドキュメントで進めやすい一方、後者は資料と原稿を何度も往復しなければなりません。
つまり、スマホだけでできるWebライター副業を探すときは、文字数より「執筆以外の工程」を見ることが大切です。
dジョブ スマホワークは間もなくワーク提供を停止する
スマホで完結したライティング事例として知られているのが、NTTドコモの「dジョブ スマホワーク」です。
しかし、これから利用を検討する方は、サービス終了予定を先に知っておく必要があります。
NTTドコモは、2026年7月31日15時にサイト上のすべてのワーク掲載・受付を停止し、2027年2月28日15時にサービス提供を終了すると発表しています。
公式FAQでは、2026年7月31日15時以降、サイト上のすべてのワークが実施できなくなると案内されています。
謝礼の対象になるのは、原則として同日23時59分までに承認条件を満たした案件です。利用登録も同日15時までとされています。
したがって、dジョブ スマホワークの過去記事は、スマホ執筆の流れを知る資料としては役立ちますが、長期利用を前提としたサービスとして紹介することはできません。
ここを冒頭でお伝えするのは、古い体験記事を見て「今から同じサービスで始められる」と誤解してほしくないからです。
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— 白井 結
スマホだけでできるWebライター案件と単価は?
公開募集では、スマホ対応の短文案件から1,000字を超える記事まで確認できましたが、報酬条件には大きな幅があります。
本記事では2026年7月24日、次の条件で公開案件を確認しました。
- 「スマホのみ」「スマホOK」「スマホ不可」などの記載がある
- 文章作成、記事作成、説明文作成を含む
- 文字数または作業量と報酬を確認できる
- 募集ページを会員登録なしで閲覧できる
- 表示金額をそのまま記録し、手数料控除後の受取額は推定しない
調査対象には、当日募集中の案件と、2026年に公開され閲覧可能だった募集終了案件を含みます。
これは市場全体の平均単価を示す統計ではなく、公開ページで実際に確認できた募集例の比較です。
サービス・公開時期 スマホ対応 作業量 公開ページの報酬表示 納品形式・作業条件
クラウドワークス/2026年7月20日掲載 スマートフォンのみ対応可能 テスト約300字 91円 テーマは提供、調査不要。納品形式は明記なし
クラウドワークス/2026年7月19日掲載 スマホだけでも執筆可能 1,000〜1,500字 詳細欄1,300〜1,500円 Googleドキュメント、画像不要
クラウドワークス/2026年7月21日掲載 スマホだけで執筆・納品可能 1,000〜1,500字 詳細欄2,000円 Googleドキュメント、画像不要
ランサーズ/2026年公開・募集終了 パソコン、スマホ対応 約1,000字 テスト500円 マニュアルに沿って執筆
シュフティ/2026年7月24日閲覧 スマホのみの作業 商品ごとのタイトル・説明文 1件5円、総額1,000円 相場調査を含む短時間作業
クラウドワークス/2026年7月10日掲載 スマホ非対応、パソコン指定 1件ごとの解説文 1件50円 専用対象の問題解説、生成AI不可
クラウドワークスの300字案件は、掲載日が2026年7月20日、応募期限が8月3日で、スマートフォンのみでも対応可能と記載されていました。テスト報酬は91円です。
1,000〜1,500字の実体験エッセイ案件では、スマホ執筆、画像不要、Googleドキュメント納品という条件が示され、詳細欄の報酬は1,300〜1,500円でした。
別の1,000〜1,500字案件では、スマホでの執筆・納品が可能とされ、詳細欄に1記事2,000円と記載されています。
ランサーズで公開されていた募集終了案件には、約1,000字、テスト報酬500円、パソコンとスマホの両方に対応する例がありました。
シュフティでは、スマホだけで洋服の相場を調べ、タイトルと説明文を作る仕事が公開されていました。1件5円、総額1,000円、ページ上の想定時間単価は約100円と表示されています。
一方、クラウドワークスには、2026年7月24日が応募期限の解説文作成案件で、作業端末をパソコンに限定し、スマホ非対応と明記した例もありました。報酬は1件50円です。

同じ案件ページの中で報酬表示が食い違う例もある
今回の調査で特に注意したいと感じたのは、一つの募集ページ内でも報酬表示が一致しない場合があることです。
たとえば、2026年7月19日掲載の実体験ライティング案件では、仕事概要に文字単価1.2円、契約金額の目安1,320円と表示されています。
一方、詳細欄には1記事1,300〜1,500円、ページ下部の記事単価欄には1,200円と記載されていました。
7月21日掲載の案件でも、仕事概要は文字単価1.2円、契約金額の目安1,320円、詳細欄は1記事2,000円、ページ下部の記事単価欄は1,200円と、複数の表示が確認できます。
どの金額で契約されるのかは、公開ページだけでは確定できません。
これは特定の発注者を否定する話ではなく、応募者側がタイトルや目立つ数字だけで判断しないための大切な注意点です。
応募前には、少なくとも次をメッセージで確認してください。
- 契約金額はいくらか
- 税込みか税抜きか
- テストと本契約の金額は別か
- 文字数が増えた場合に追加報酬があるか
- システム利用料を差し引く前の金額か
- 修正回数と修正範囲
- 継続後の単価が確定しているか
「文字単価1.5円」と書かれていても、テスト報酬だけが数十円に設定されている募集はあります。
反対に、仕事概要の自動計算欄より、詳細説明に書かれた金額が高い場合もあります。
契約画面に表示される最終金額を確認するまで、報酬は確定した事実として扱わないのが堅実です。
スマホ対応でも高単価とは限らない
今回確認した範囲では、スマホ対応の公開案件に、300字91円、約1,000字500円、1,000〜1,500字で1,000円台といった例がありました。
ただし、これらを「スマホ案件の相場」と呼ぶことはできません。
案件数が少なく、テーマ、発注者、テストの有無、募集時期、納品形式も異なるからです。
また、表示上の文字単価が比較的高くても、次の作業が含まれれば、実際にかかる時間は増えます。
- 応募文の作成
- オンライン面談
- マニュアルの確認
- テーマの選定
- 情報調査
- 修正対応
- 納品後の連絡
見るべきなのは、文字単価だけではありません。
受取額を案件に使った総時間で割った「実質的な時間単価」まで確認すると、続ける価値を判断しやすくなります。
実質的な時間単価は、次の式で整理できます。
実質的な時間単価=手数料などを差し引いた受取額÷案件に使った総時間
最初の仕事では、操作や連絡に慣れていないため、時間がかかることもあります。
一件だけで向き不向きを決めず、同じ種類の案件を二〜三件試して、作業時間が短くなっているかを見る方法が現実的です。
dジョブの1,400字事例から何が分かる?
スマホで約1,400字を納品した公開事例はありますが、合計2時間弱を要し、報酬額は具体的に公表されていません。
NTTドコモが運営するdジョブ スマホワークの記事では、スマホでライティング案件へ登録し、納品するまでの流れが紹介されています。
記事の最終更新日は2023年5月11日です。記事内の案件数や募集状況は当時の情報であり、2026年7月現在の状況を表すものではありません。
体験者はスマホでdアカウントを取得し、dジョブ スマホワークへ登録しました。
記事では、当時の登録作業は二〜三分ほどだったと説明されています。仕事を検索すると記事作成に関する仕事が約1,000件表示され、その中から「アーティストのLIVE情報」を扱う案件を選びました。
ライブへ行った直後だったため、自分の体験をもとに書きやすいテーマだったことも選択理由です。
約1,000件という数字には、別サイトへの登録が必要な仕事が含まれる可能性も示されています。現在の案件数や、同じ検索条件で表示される件数ではありません。
1時間制限のあるフォームへ直接書かなかった
選んだ案件には、スマホから文章を入力して納品できる専用フォームがありました。
ただし、入力開始から1時間以内に完了させる仕組みだったため、体験者は先にスマホのメモアプリで文章を作り、完成後にフォームへコピーして貼り付けています。
この手順は、すべてのフォームで必要になるわけではありません。
それでも、長文を専用フォームだけに入力するより、別の場所に下書きを残しておけば、誤操作や通信切断が起きた際の消失リスクを下げやすいと筆者は考えます。
スマホで納品するなら、次の順番が扱いやすいでしょう。
1. 募集要項と禁止事項を確認する
2. メモアプリや文書アプリで下書きする
3. 指定文字数と固有名詞を見直す
4. 原稿を複製して保存する
5. 納品フォームへ貼り付ける
6. 貼り付け後の改行や文字化けを確認する
7. 送信完了画面を確認する
アプリに保存したからといって、データ消失を完全に防げるわけではありません。
端末の故障や同期設定の問題もあるため、重要な原稿はクラウド同期や別ファイルへの保存も検討してください。
約1,400字に合計2時間弱、報酬は「コーヒー1杯分」
体験者はパート勤務と並行していたため、朝と夜の二回に分けて原稿を書きました。
完成した文章は約1,400字で、合計の執筆時間は2時間弱だったと報告されています。
報酬の具体的な金額は公表されていません。
記事では「コーヒー1杯分」と表現され、すぐに着手できるタスク形式である代わりに、比較的単価が低く設定されていたと説明されています。
案件の再現に必要な情報を整理すると、次のとおりです。
確認項目 公開記事で分かる内容
テーマ アーティストのLIVE情報
完成文字数 約1,400字
執筆時間 朝と夜を合わせて2時間弱
使用端末 スマートフォン
下書き メモアプリ
納品方法 専用フォームへコピー&ペースト
入力制限 入力開始から1時間以内
報酬 具体額は非公表、「コーヒー1杯分」と表現
報酬確定 提供元が内容を確認し、承認した後
記事の最終更新日 2023年5月11日
この事例から正確な文字単価や時給は計算できません。
「コーヒー1杯分」が具体的にいくらだったか分からず、案件探しや登録に使った時間も含まれていないからです。
それでも、約1,400字を書く作業だけで2時間弱かかったという事実は、スマホ副業の効率を考える参考になります。
仕事として判断するときは、執筆時間だけでなく、検索、応募、条件確認、調査、連絡、修正を含める必要があります。
筆者としては、この事例の価値は「スマホでも1,400字を書けた」という結果より、書きやすい経験テーマを選び、制限時間のあるフォームを避けて下書きした工程にあると感じます。
端末の弱点を気合いで埋めるのではなく、消えにくく、焦りにくい手順へ変えているからです。
スマホだけのWebライター副業で限界になる工程は?
スマホの限界は入力文字数より、調査、編集、入稿の工程が増えたときに表れやすくなります。
日本デザインの記事では、スマホでWebライティングを行う際の問題として、画面の小ささ、入力や編集のしにくさ、画面切り替えの負担、WordPressで複雑な作業を行う難しさなどが挙げられています。
ここからは、公開情報と作業工程をもとに、どこで負担が増えるのかを整理します。
長文の全体像を見渡しにくい
スマホでは、画面上にキーボードを表示すると、原稿を読める範囲がさらに狭くなります。
短い口コミなら一画面ずつ確認できますが、数千字の記事では、導入文と結論、前後の見出しを同時に見比べにくくなります。
長文記事で確認したいのは、誤字だけではありません。
- 同じ説明を繰り返していないか
- 見出しの順番が自然か
- 冒頭で示した疑問に答えているか
- 前後の主張に矛盾がないか
- 必要な注意点が抜けていないか
文章は、一文ずつ整っていても、全体の順番が悪ければ読みにくくなります。
作品づくりでいえば、小さなパーツだけを見ながら、完成形のバランスを整えるようなものです。
数千字を超えるころから、画面の広さは単なる快適さではなく、文章の品質を確認するための道具になっていきます。
複数資料のリサーチで往復が増える
Webライターは、知っていることを思いつくまま書く仕事とは限りません。
案件によっては、企業の公式ページ、公的機関の資料、商品仕様、過去の発表などを確認し、情報を区別して書く必要があります。
スマホでも資料は読めますが、原稿との往復が増えます。
- 数字を確認する
- 原稿アプリへ戻る
- 数字と単位を入力する
- 元ページへ戻る
- 公開日や注記を確認する
- 別の資料と内容を照合する
一回の切り替えは短くても、記事全体では何十回にもなることがあります。
特に法律、税金、医療、金融など、誤りが読者の判断に影響するテーマでは、複数資料を並べやすい環境を選ぶほうが堅実です。
大きな修正とコメント対応に時間がかかる
スマホは、思いついた文章を入力したり、短い箇所を直したりする作業には向いています。
一方、完成後に文章の順番を大きく変える作業では、選択範囲やスクロールの操作が増えます。
- 複数段落をまとめて移動する
- 見出し単位で順番を変える
- 重複した説明を探す
- 指定語句を全文から確認する
- コメントを読みながら修正する
- 表記を記事全体で統一する
単価が上がる案件ほど修正が多い、と一律にはいえません。
ただし、構成作成や編集まで求められる案件では、最初に書いた文章をそのまま送るだけでは終わらないことが多いでしょう。
その段階では、速く入力できるかよりも、間違えずに直せるかが重要になります。

WordPress完成入稿は確認項目が多い
スマホからWordPressへログインして、文章を入力すること自体は可能です。
一方、表や画像を含む複雑な作業や、パソコン表示の仕上がり確認は、スマホだけでは難しくなると日本デザインの記事でも説明されています。
WordPress案件では、本文以外に次の作業を求められる場合があります。
- 見出しレベルの設定
- 太字や引用の装飾
- 表の作成
- 画像の挿入と配置
- リンクの設定
- 代替テキストの入力
- カテゴリーやタグの設定
- メタディスクリプションの入力
- 公開前のパソコン表示確認
スマホ向け画面で整っていても、パソコンでは表の幅や画像の位置が変わって見えることがあります。
応募時には、「スマホ対応」と書かれているかだけでなく、執筆のみか、WordPressでの完成入稿まで含むかを確認してください。
スマホWebライターがパソコンへ移行する目安は?
画面切り替えや修正に使う時間が増え、受けたい案件を端末だけで断るようになったら、パソコンを検討する時期です。
スマホだけで副業を始めたからといって、すぐに新しいパソコンを購入する必要はありません。
まず短文案件を一つ経験し、募集文を読めるか、期限を守れるか、修正へ対応できるかを確かめる方法もあります。
次の項目に三つ以上当てはまるなら、作業環境の見直しを考えてよいでしょう。
- 2,000〜3,000字以上の案件へ応募したい
- 複数の公式資料を確認する案件が増えた
- 文章の順番を何度も入れ替えている
- コメント付きの修正依頼が増えた
- WordPress入稿を求められた
- 表や画像の挿入が必要になった
- Wordやスプレッドシートを指定された
- 画面切り替え中に確認内容を忘れやすい
- コピー範囲のずれや誤削除が増えた
- スマホ非対応を理由に応募を見送った
- 複数案件の納期を同時に管理するようになった
- 作業後に首、肩、目の負担を強く感じる
これは医学的な診断基準ではなく、筆者が作業工程から整理した判断用のチェックリストです。
一つ当てはまっただけで購入を急ぐ必要はありません。
借りられる端末や手持ちのタブレット、外付けキーボードなどで負担が減るか試してから決めてもよいでしょう。
端末ではなく納品条件を基準にする
依頼主が受け取りたいのは、高価な機器を持っているという情報ではなく、指定した品質と形式を満たす原稿です。
そのため、スマホだけで応募する際は、対応できる範囲を明確に伝えるほうが誠実です。
プロフィールや応募文では、次のような情報が判断材料になります。
- 対応できる文字数
- 得意なテーマ
- 対応できる納品形式
- WordPress入稿の可否
- 一日に確保できる作業時間
- 連絡を確認できる時間帯
- 実際の経験をもとに書ける分野
「スマホしかありません」と必要以上に弱く伝える必要はありません。
一方で、WordPress入稿ができないのに「対応可能」と書くと、受注後に困ることになります。
できることを少なく見せるのでも、大きく見せるのでもなく、約束できる範囲をそのまま伝えることが信頼につながります。
筆者の考察:スマホ案件は単価より「工程密度」で選ぶ
個人的には、スマホはWebライター副業の入口として役立つ道具だと考えています。
新しい機器をそろえる前に、文章を書く仕事が自分に合うか、締め切りを守れるか、依頼内容に沿って直せるかを、小さな案件で確認できるからです。
ただし、「スマホだけでできる」という言葉を、案件の良さを表す言葉として受け取るのは慎重になったほうがよいでしょう。
今回の調査では、スマホ対応でも300字91円のテスト案件や、商品説明一件5円の仕事がありました。
一方、1,000〜1,500字で1,000円台の募集も確認できましたが、ページ内で報酬表示が一致しない例があります。
この違いから、筆者は案件を「スマホ対応かどうか」だけでなく、一件を終えるまでに何種類の作業が詰まっているかで見ることが大切だと考えます。
たとえば、300字91円でも、テーマが決まり、調査不要で、一度の入力で終わるなら、仕事の流れを知る目的には使えるかもしれません。
反対に、1,500字2,000円と表示されていても、面談、複数資料の調査、画像選定、何度もの修正が含まれれば、想定より多くの時間が必要です。
この「工程密度」は、文字単価の数字だけでは見えません。
応募前に、次の式を頭の中で組み立ててみてください。
案件の負担=執筆量+調査量+編集量+入稿作業+連絡と修正
スマホに向いているのは、この合計が小さい案件です。
短文と連絡はスマホ、長文の構成と編集はパソコンというように、役割を分けてもかまいません。
スマホで始めたことを理由に、ずっとスマホだけで続ける必要もありません。
好きなことを副業へ育てるとき、道具は根性を試すためのものではなく、続けやすくするための支えです。
今の端末でできる小さな仕事から始め、受けたい仕事が変わったところで環境を整える。その順番なら、焦って大きな出費をすることも、使いにくさを我慢し続けることも減らせます。
まとめ
スマホだけでも、口コミ、短い体験談、商品説明、1,000字前後の記事など、一部のWebライター副業には対応できます。
2026年7月24日に公開募集を確認したところ、300字91円、約1,000字500円、1,000〜1,500字で1,000円台といったスマホ対応案件がありました。ただし、これらは市場平均ではなく、個別の公開例です。
募集ページ内で契約金額、詳細欄、記事単価欄の数字が異なる例も確認できました。
応募するときは、目立つ文字単価だけでなく、最終的な契約金額、納品形式、修正範囲、手数料控除前後の金額を確認してください。
dジョブ スマホワークの公開記事には、スマホのメモアプリで約1,400字を書き、合計2時間弱で納品した事例があります。報酬は具体額ではなく、「コーヒー1杯分」と表現されていました。
なお、dジョブ スマホワークは2026年7月31日15時にワーク掲載・実施を停止し、2027年2月28日15時にサービスを終了する予定です。
スマホで始められるかどうかは、文字数だけでは決まりません。
調査する資料の数、文章を動かす量、納品時の装飾、画面切り替えの回数まで見て、自分が約束した品質を守れる案件を選ぶことが大切です。
まずは短い案件を経験し、受取額と総作業時間を記録してみてください。
続けたい仕事にスマホの機能が追いつかなくなったときが、パソコンを加える自然なタイミングです。
よくある質問
スマホだけでできるWebライター案件はどう見分けますか?
募集文で「スマホのみ対応可能」「Googleドキュメント納品」「画像不要」「テキスト入力」といった条件を確認します。
ただし、スマホ対応と書かれていても、調査量、修正回数、面談の有無まで確認してください。
スマホ対応案件の単価はどれくらいですか?
2026年7月24日に確認した公開例には、300字91円、約1,000字500円、1,000〜1,500字で1,000円台の案件がありました。
少数の募集例であり、市場全体の平均単価ではありません。契約時の金額、作業範囲、手数料を個別に確認する必要があります。
スマホで納品する前に何を確認すればよいですか?
文字数、指定語句、禁止事項、納品形式、契約金額、修正条件を確認します。
専用フォームへ入力する場合は、別のアプリにも原稿を保存し、貼り付け後の改行や文字化けを確認してから送信してください。
スマホだけで高単価案件を受けられますか?
スマホを使うことだけを理由に、高単価案件を受けられないとは限りません。
ただし、専門的な調査、長文構成、表作成、WordPress完成入稿が含まれる案件では、スマホだけだと対応範囲や作業効率が限られる場合があります。
参考資料
- NTTドコモ「スマホだけでできるライターの仕事? 必見!【やってみたレポート】」運営主体:株式会社NTTドコモ、最終更新日:2023年5月11日、閲覧日:2026年7月24日。
- NTTドコモ「『dジョブ スマホワーク』のサービス提供を終了」運営主体:株式会社NTTドコモ、発表日:2026年5月26日、閲覧日:2026年7月24日。
- dジョブ スマホワーク「よくある質問/お問い合わせ」運営主体:株式会社NTTドコモ、閲覧日:2026年7月24日。
- 日本デザイン「スマホでWEBライターの仕事はできる?メリットとデメリットを紹介」運営主体:株式会社日本デザイン、公開・更新表示:2026年4月2日、閲覧日:2026年7月24日。
- クラウドワークス公開募集ページ3件、運営主体:株式会社クラウドワークス、閲覧日:2026年7月24日。
- ランサーズ公開募集ページ、運営主体:ランサーズ株式会社、閲覧日:2026年7月24日。
- シュフティ公開募集ページ、運営主体:株式会社うるる、閲覧日:2026年7月24日。
執筆者プロフィール:白井 結(しらい ゆい)/趣味を副業に育てたハンドメイド系発信者。作品が見てもらえなかった時期を経て、作品説明や発信の見せ方と言葉を工夫しながら、趣味と副業を無理なく両立しています。本記事ではWebライター案件の受注実績を装わず、公開募集ページと運営元の情報を直接確認し、出典由来の事実と筆者の判断を分けてお伝えしました。
執筆:白井 結
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— 白井 結

