主婦におすすめの在宅副業|家事・育児と両立しやすい仕事を厳選

自宅のダイニングテーブルでノートパソコン、手帳、家事の予定表を広げ、在宅副業を検討する女性 未分類

主婦におすすめの在宅副業は、スキマ時間に進められるか、費用と納期を自分で管理できるかを基準に選ぶことが、無理なく続けるための近道です。

2023年9月の主婦・主夫6,026人を対象にした調査では、ポイ活、アンケートモニター、不用品販売が上位でした。始めやすさは魅力ですが、在宅でできることと、負担なく続けられることは同じではありません。

主婦におすすめの在宅副業は?調査データから分かる結論

結論から言うと、最初の一歩として選ばれやすいのは、スマートフォンで短時間から取り組めるポイ活、アンケートモニター、フリマアプリでの不用品販売です。

この傾向は、タウンワークマガジンが2025年7月24日に更新した「主婦(主夫)におすすめの副業21種。在宅、スキマ時間で稼げるものなど副業を選ぶ際のポイントも紹介」で紹介されています。

同記事に掲載された調査の条件は、次の通りです。

  • 調査時期:2023年9月
  • 対象:主婦・主夫6,026人
  • 直近1年以内に副業経験がある人:1,344人
  • 調査企画:リクルート
  • 調査協力:マクロミル
  • 集計方法:副業経験者を対象とした複数回答

全体の22.3%が、直近1年以内に副業を経験したと回答しています。なお、以下の割合は「副業経験者のうち、どの副業を行ったか」を示す複数回答の数字です。合計して100%になるものではありません。

副業の種類実施者の割合
ポイ活52.9%
アンケートモニター46.2%
フリマアプリなどでの不用品販売18.8%
単発のバイト・パート13.8%
内職・在宅軽作業7.3%
株・FXなどの投資7.1%
ハンドメイド作品販売6.4%
データ入力・文字起こし4.6%
家事・清掃などの代行3.5%
レッスン・コンサル・カウンセリング3.2%
せどり・転売2.9%
アフィリエイト2.6%
Webライター2.5%
イラスト制作1.3%
写真販売1.2%
SNSでの広告収入1.0%
動画編集0.8%
Webデザイン・プログラミング0.8%

出典:タウンワークマガジン「主婦(主夫)におすすめの副業21種」(2025年7月24日更新、2026年8月26日確認)に掲載の「2023年9月 主婦の副業調査」。

上位3つに共通するのは、専門的な準備を大きく増やさず、空いた時間に着手しやすいことです。家事や育児の合間には、まとまった2時間よりも、15分を数回確保できる日のほうが多い方もいるでしょう。

ただし、調査で多く選ばれていることは、その仕事がすべての人に合うという意味ではありません。自分の生活に置いたときに、どの工程が負担になるかまで見て選ぶことが大切です。


主婦が在宅副業を選ぶ前に見るべき3つの軸とは?

主婦が在宅副業を選ぶときは、仕事の名前や売上の話より先に、時間・お金・責任の3つを確かめてみてください。

  • 時間:10分単位で進められるか、連続した集中時間が必要か
  • お金:初期費用、販売手数料、送料、材料費を引いた後に何が残るか
  • 責任:納期、返信、修正、発送を生活の中で守れるか

たとえばハンドメイド販売は、自宅で制作できる副業です。ただ、制作以外にも、写真撮影、説明文の作成、価格設定、梱包、発送、購入者への連絡があります。

データ入力やWebライターも、在宅で完結しやすい仕事です。一方で、納期があり、依頼内容の確認や修正対応が必要になることがあります。「自宅でできる」という言葉だけで、自由度まで高いと受け取らないことが大切です。

私自身、趣味の作品をネット販売に出そうと考え始めた頃、最初に思い浮かべたのは制作時間でした。けれど実際には、作品を整えて撮影し、説明を書く時間も必要になります。

梱包材をそろえ、発送方法を調べ、購入者の方に失礼のないよう連絡する。売れた後に必要になる小さな作業は、作品づくりと同じくらい丁寧さが求められる部分でした。

そのため筆者としては、「何を作れるか」だけでなく、「売れた後の工程を気持ちよく担えるか」も、副業との相性を測る大切な基準だと考えています。


主婦におすすめの在宅副業6選|向く人と主な注意点

調査で名前が挙がった副業の中から、主婦・主夫が検討しやすい在宅中心の仕事を見ていきます。

ここで紹介する収入例や単価の目安は、タウンワークマガジンの記事内で示された参考情報です。案件の内容、作業量、専門性、地域、募集時期によって大きく異なるため、応募や登録の判断材料を数字だけに絞らないようにしてください。

ポイ活|短い空き時間を使いたい人向け

ポイ活は、ポイントサイトなどで広告閲覧、ゲーム、アンケート、サービス利用などを行い、ポイントを貯める方法です。交換先は、サービスごとに買い物、電子マネー、ギフト券など異なります。

タウンワークマガジンでは、月の収入は500円程度から10万円を超える人まで幅があると紹介されています。ただし、これは回答者ごとの結果であり、同じ時間を使えば同じ金額になるという意味ではありません。

ポイ活で大切なのは、時間の上限を決めることです。「夕食後の15分だけ」「待ち時間だけ」と枠をつくると、作業時間が想定より膨らむのを防ぎやすくなります。

大きな収入を前提にするより、スマートフォンでできる作業や、ポイントの管理方法に慣れる入口として考えるほうが、現実に合いやすいでしょう。

アンケートモニター|スマホ中心で小さく試したい人向け

アンケートモニターには、ネット上で回答する形式のほか、商品を試して感想を送るもの、会場で調査に参加するものなどがあります。

タウンワークマガジンでは、ネットアンケートの謝礼例として3〜30ポイント程度、会場調査では2,000〜10,000円程度が示されています。これは案件ごとの例であり、参加条件、募集人数、回答内容、会場までの移動の有無で条件は変わります。

自宅だけで進めたいなら、ネットアンケートを中心に見るのが自然です。会場調査は謝礼が比較的高く見える場合でも、移動時間、交通費、指定日時への参加が必要になることがあります。

「在宅副業」として始めるなら、報酬額だけでなく、家から出ずに完結するかを確認することが欠かせません。

※画像はAIによるイメージ

不用品販売|家の整理と販売作業を一緒に試したい人向け

フリマアプリなどで、使わなくなった衣類、子ども服、おもちゃ、食器、ベビー用品などを販売する方法です。

出品前には、状態を確認し、写真を撮り、説明文を書き、価格を決めます。売れた後も、購入者との連絡、梱包、発送といった作業が続きます。

特に見落としやすいのは、売上と手元に残る金額の違いです。販売手数料、送料、梱包資材費を引いた後の金額を確認して、初めて収支が見えます。

不用品販売は、収入を得る方法であると同時に、自分が「売る工程」のどこに向いているかを知る機会にもなります。撮影が楽しい人もいれば、発送準備のほうが得意な人もいます。

この気づきは、後からハンドメイド作品やデジタル商品を扱いたいときにも役立ちます。小さな出品は、販売の向き不向きを静かに確かめる練習になります。

内職・在宅軽作業|単価より条件を細かく確認したい人向け

内職・在宅軽作業には、シール貼り、袋詰め、DMの封入、仕分け、縫製、部品の組み立てなどがあります。

タウンワークマガジンでは、シール貼りは1件0.1〜2円、布の縫製は1件3〜50円という例が紹介されています。しかし、単価だけでは作業の負担を測れません。

確認したいのは、材料の受け渡し方法、納品場所、納品期限、送料の負担、不良品が出た場合の扱いです。自宅で手を動かす作業でも、材料の搬入や納品のために外出が必要なケースがあります。

始める前に、「1時間で何件ほど作業できそうか」「受け渡しまで含めると何分かかるか」を試算すると、条件を落ち着いて比べやすくなります。

データ入力・文字起こし|中断されにくい時間を確保できる人向け

データ入力は、文字や数字をWordやExcelなどに入力する仕事です。文字起こしは、会議や講演、取材などの音声を文章にする仕事を指します。

元記事では、データ入力について1文字あたり0.1〜1円程度、文字起こしについて音声1時間あたり1〜2万円程度という目安が掲載されています。これらはあくまで記事内の紹介例で、入力内容、専門用語の多さ、音声の聞き取りやすさ、話者数、納期、修正の有無で報酬は変わります。

とくに文字起こしは、音声が1時間なら作業も1時間で終わる、という仕事ではありません。聞き直し、表記の統一、話者の区別、誤字の確認まで含めると、必要時間は増えやすいものです。

子どもが寝た後や、学校・保育園に行っている時間など、比較的中断されにくい時間が取れる人には候補になります。予定が変わりやすい時期は、短納期の案件を避けることも、立派な選び方です。

ハンドメイド販売|作ることと売ることを分けて考えたい人向け

アクセサリー、雑貨、洋服、ネイルチップ、ポストカードなどを販売するハンドメイド作品販売は、調査で6.4%の人が経験していました。

販売先には、フリマアプリ、ハンドメイド専門の販売サービス、自分のオンラインショップ、地域のイベントなどがあります。制作を自宅で進められることは魅力ですが、販売には作品写真、説明文、在庫管理、梱包、発送、問い合わせ対応も伴います。

タウンワークマガジンでは、月の収入が1〜3万円という人が多い一方、10万円以上を売り上げる人もいるとされています。ただし、売上から材料費、販売手数料、送料、梱包費、制作にかけた時間を差し引かなければ、利益は分かりません。

筆者としては、ハンドメイド副業で最初に記録したいのは、売れた数よりも工程です。制作、撮影、出品、梱包、発送のうち、どこに時間がかかったかを残しておくと、価格の見直しや販売数の調整に役立ちます。

好きなものづくりを続けるためには、売れそうな作品を急いで増やすより、無理なく作れる点数と、対応できる注文量を先に決めるほうが大切だと私は感じます。


在宅副業で見落としやすい「中断コスト」とは?

在宅副業を選ぶとき、時給換算はよく使われる目安です。ただ、主婦・主夫の働き方では、中断コストも一緒に見ると、自分に合う仕事が分かりやすくなります。

中断コストとは、作業を止めた後に、再び集中できる状態へ戻るためにかかる時間や気持ちの負担のことです。

たとえば、10分ずつでも進めやすいアンケートや出品準備と、集中して聞き取る必要がある文字起こしでは、同じ1時間の作業でも疲れ方が異なります。

家事や育児では、予定通りに進まない日があります。急な呼びかけや体調不良、学校からの連絡が入ることもあるでしょう。

そこで、報酬と作業時間に加えて、次の項目も簡単に記録してみてください。

  • 途中で止めても再開しやすかったか
  • 納期までに余裕を持てたか
  • 作業後に家事へ戻る余力が残ったか
  • 問い合わせや発送など、時間が読めない対応があったか
  • 予定が崩れた日に立て直せたか

この記録は、気合いが足りないかどうかを測るものではありません。生活の中で続けられる仕事の形を探すための、小さな地図です。

※画像はAIによるイメージ

主婦が在宅副業を始めるときの注意点は?

在宅副業を始める前には、費用、契約、連絡の条件を確認しましょう。タウンワークマガジンも、副業を始める際の費用負担と、家族や自分にとって働き方が負担にならないかを注意点として挙げています。

特に、仕事内容よりも「高収入」「誰でも簡単」といった表現だけが目立つ募集には慎重でいたいところです。

確認しておきたい項目をまとめます。

  • 初期費用、登録料、教材費、仕入れ費用の有無
  • 報酬の計算方法と支払時期
  • 販売手数料、送料、梱包費などの負担
  • 納期、最低作業量、修正や返信が求められる時間帯
  • 利用するサービスの規約と本人確認の条件
  • 契約期間や、途中で辞める場合の扱い
  • 売上、経費、作業時間を残す方法

無料の説明会や研修が入口でも、その後に有料契約や教材購入を求められる場合があります。その場で決めず、契約条件を持ち帰って確認する余白をつくることが大切です。

また、家族と暮らしている場合は、作業時間や発送作業の場所、急ぎの連絡が入ったときの対応を、あらかじめ共有しておくと行き違いを減らせます。


副業の税金と確定申告はどう考える?

副業の税金では、売上や受取額ではなく、必要経費を差し引いた「所得」で考える点が重要です。

ハンドメイド販売であれば、材料費、送料、梱包資材費、販売手数料などが関わる場合があります。在宅ワークでは、業務に直接必要な費用の扱いを、取引記録や領収書とともに整理しておくことが基本です。

国税庁の「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」では、給与収入が2,000万円以下で、1か所から給与を受け、その給与について年末調整が行われている人について、給与所得・退職所得以外の所得金額の合計が20万円以下なら、原則として所得税の確定申告を要しない場合があると案内されています。

ただし、この20万円の扱いは、誰にでも当てはまる一律の基準ではありません。給与の有無、複数の勤務先、所得の種類、控除、扶養、還付申告の有無などで判断が変わります。

さらに、所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。生活用の中古品を売る場合と、継続して仕入れ・販売をする場合でも、税務上の扱いは同じとは限りません。

税務情報は制度改正の影響も受けるため、申告時期には国税庁の最新案内、自治体の案内、税務署、税理士などに確認してください。本記事で確認した国税庁の案内は、令和7年4月1日現在の法令等に基づくものです。

副業を始めた日から、次の記録を残しておくと、後から慌てにくくなります。

  • 報酬や売上を受け取った日、金額、取引先
  • 材料費、送料、手数料、梱包費などの明細
  • 領収書、レシート、取引画面
  • 仕事の内容と、作業にかかった時間
  • 返金やキャンセルがあった場合の記録

記録は税金のためだけのものではありません。利益が残りやすい仕事、時間がかかりすぎる工程、生活に合わない納期を見つけるためにも役立ちます。


主婦におすすめの在宅副業は今後どう選ぶ?筆者の考察

筆者としては、これからの在宅副業選びでは、「在宅かどうか」よりも、予定が崩れた日に立て直せる設計かどうかが大切になると考えています。

家事、育児、介護、体調、学校行事など、家庭の予定は毎週きれいにそろうものではありません。そうした中では、仕事内容そのものより、短い納期や即時返信の必要性が負担になることがあります。

ポイ活、アンケートモニター、不用品販売は、収入規模に限りがある場合もありますが、仕事を家庭の生活リズムに置いたときの感覚を確かめる入口になります。

一方で、Webライター、オンライン秘書、ハンドメイド販売、イラスト制作、動画編集、Webデザインなどは、経験や作品、信頼を積み重ねることで、仕事の幅が変わる可能性があります。ただし、収入や成果の出方は、経験、案件、使える時間、求められる品質によって異なります。

大切なのは、最初から「この副業でどれだけ稼げるか」だけを問い続けないことです。「この作業は生活に置けるか」「続けるために何を減らす必要があるか」と考えるほうが、長く続く選択につながりやすいと私は思います。

好きなことを副業に育てるとき、境界線はやる気を止めるためのものではありません。月に使う時間、受ける注文量、対応できる納期、材料費にかける上限を決めることは、暮らしを守りながら続けるための土台になります。

焦って仕事量を増やさなくても構いません。小さく試し、記録し、自分に合う形へ整えていく。その積み重ねが、好きなことや得意なことを、心強い味方に変えていくのだと思います。


まとめ

主婦におすすめの在宅副業として、2023年9月の主婦・主夫調査では、ポイ活52.9%、アンケートモニター46.2%、フリマアプリなどでの不用品販売18.8%が上位でした。

これらは複数回答による副業経験者の実施割合で、主にスキマ時間で始めやすい仕事が選ばれていることが分かります。

ただし、在宅でできる仕事にも、納期、連絡、発送、費用、手数料といった条件があります。収入の見込みだけではなく、作業の中断しやすさ、生活への負担、経費を差し引いた利益まで含めて選びましょう。

最初の仕事がぴったり合わなかったとしても、使える時間や得意な工程を知る経験になります。急がずに小さく始め、続けられる形を見つけることが、副業を育てる一歩です。


よくある質問

主婦が在宅副業を始めるなら、最初に何を選ぶとよいですか?

短い空き時間から試すなら、ポイ活、アンケートモニター、不用品販売が候補です。パソコンを使い、まとまった集中時間を確保できる場合は、データ入力や文字起こしも検討できます。

ハンドメイド販売は主婦の在宅副業として続けやすいですか?

制作を自宅で行いやすい一方、撮影、出品、梱包、発送、問い合わせ対応も必要です。売上だけでなく、材料費、販売手数料、送料、制作時間を含めて利益と負担を確認することが大切です。

副業で確定申告が必要になるのはどんなときですか?

年末調整済みの給与所得者では、副業などによる給与所得・退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える場合、原則として確定申告が必要です。ただし、働き方や控除、所得の内容によって扱いが異なるため、国税庁や専門家の最新情報で確認してください。

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